05/10/2025 · 2 日前

401cc~750ccのバイク人気ランキングTOP3|読者が選んだ2025年のベストモデル結果発表【JAPAN BIKE OF THE YEAR 2025】

月刊『オートバイ』&webオートバイで投票を募った読者参加型の人気バイク決定戦「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー 2025」の投票結果がついに発表! 本記事では、750クラス(排気量401cc~750cc)のランキングトップ3に輝いたモデルにフォーカスしてお届けします。

まとめ:オートバイ編集部

第3位

ヤマハ「YZF-R7 ABS」

YAMAHA YZF-R7 ABS 総排気量:688cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 シート高:835mm 車両重量:188kg税込価格:105万4900円

軽快で扱いやすいスーパースポーツ

ヤマハスポーツのDNAであるRシリーズのミドルレンジがYZF-R7。万人向けに乗りやすいキャラクターというよりは、しっかりとサスペンションやブレーキを使い、ライダーも荷重移動を積極的に行うと応えてくれるヤマハらしい作り込みが魅力。R25/R3からのステップアップにもオススメ。

サスペンションにも調整機構が付き、理想のハンドリングを追求できる。電子制御はないが、清々しい汗をかける1台。サーキットでもワクワクできるコーナリングマシンだ。

▶▶▶詳しい解説はこちら 【インプレ】「YZF-R7」(2022年) - webオートバイ

カラーバリエーション

第3位

ホンダ「NC750X/DCT」

Honda NC750X DCT 総排気量:745cc エンジン形式:水冷4ストOHC4バルブ並列2気筒 シート高:800mm 車両重量:216kg/226kg(DCT)税込価格:99万7700円/106万9200円(DCT)

より快適に進化した大型クロスオーバー

市街地からツーリングに応えるクロスオーバーとして、キャリアや性別、年齢層を問わず愛され続けているNC750シリーズ。DCT装着車はAT免許で乗ることができ、クラッチ操作のからの解放が新世界を見せてくれる。

58PSを発揮する745ccの並列2気筒エンジンは、扱いやすさが際立ち、DCTではATとMTモードを選択可。また、通常の燃料タンク部分はフルフェイスヘルメットが入る23Lの収納スペースになっており、エポックメイキングなディテールも面白い。

▶▶▶詳しい解説はこちら 【2025年モデル情報】「NC750X」 - webオートバイ

カラーバリエーション

第2位

カワサキ「Z650RS」

Kawasaki Z650RS 総排気量:649cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 シート高:800mm 車両重量:188kg税込価格:107万8000円

軽快な乗り味が自慢のレトロなロードスター

レトロなスタイルに目が行きがちだが、Z900RSより28kgも軽く、車幅が圧倒的にスリムなZ650RSはハンドリングがとても良いバイク。180度クランクを採用する並列2気筒エンジンは、吹け上がりが早く、ライダーに気持ちいいパルス感を伝える。3000rpm辺りを繋ぐ走りも高回転まで回す走りも得意で、楽しみの幅が広い。

そして様々なシーンで絵になる佇まいの良さはZならでは。Z900RSより圧倒的にフレンドリーで、カジュアルに往年のZらしさを楽しめる。

▶▶▶詳しい解説はこちら 【インプレ】カワサキ「Z650RS」(2023年) - webオートバイ

カラーバリエーション

第1位

ホンダ「CBR650R」「CBR650R Eクラッチ」

Honda CBR650R/E-Clutch 総排気量:648cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:810mm 車両重量:209kg/211kg(Eクラッチ)税込価格:110万円/115万5000円~118万8000円(Eクラッチ)

迷わずEクラッチ付きを選んでいただきたい!

欧州では、近年100PS前後のスポーツバイクをソフトスポーツバイクと呼ぶ流れがある。それはレースをイメージさせず、キツイ前傾や硬いサスペンション、扱いきれないパワーでない等身大のバイクのことで、CBR650Rはその筆頭。

そして、Eクラッチ装着車は疲れやストレスを軽減するだけでなく、バイクの未来を変える機構と言えるだろう。二輪のイージーシフト化を握る存在で、それがATではないのもポイントだ。

走り出すと、2速いっぺんに、または高回転でギアチェンジしてみたくなる……。しかし、Eクラッチに意地悪は通用しない。それよりも常にショックのないギアチェンジができることに感心する。そしてEクラッチは、滑らかに吹け上がる648cc・4気筒ととても相性がいい。95PSは十分な速さを発揮し、難しいことを考えずにライディングを楽しませてくれる。

そして、ATにないEクラッチの美点は、常にクラッチ操作ができること。発進直後の右左折やUターン時は後輪の駆動を切る必要があり、それがATでは不可能なのだ。バイクを「扱う」という意味でこの操作はとても重要。まずはレンタルなどで、ぜひ体感を!(小川 勤)

▶▶▶詳しい解説はこちら 【インプレ】ホンダ「CBR650R Eクラッチ」(2024年) - webオートバイ

95PSを発揮する水冷4気筒エンジンは中回転域でのトルクが魅力。市街地やワインディングでのキビキビとした走りを満喫できる。

Eクラッチはクラッチコントロールを自動制御することで、ライダーの手動操作を不要としたシステム。システムのオンオフも選択可能だ。

足まわりにはインナーパイプ径Φ41mmのショーワ製倒立フォークを採用。減衰機構は右側のみに配置される。

カラーバリエーション

JAPAN BIKE OF THE YEAR 2025 ランキング表(750クラス)

※このランキングは、月刊『オートバイ』2025年10月号で発表したものになります(投票期間は2025年5月31日~7月31日・月刊『オートバイ』およびwebオートバイで募集を行いました)。

まとめ:オートバイ編集部

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