28/04/2025 · 5 ヶ月前

あれ? 顔が違うぞ 「絶好調ミニバン」にもうひとつのデザインなんて知らなかった


▲「タイヤ交換、面倒だな~」という方に「お得情報」!

 ええっ! ノアの顔がマイチェンで変わった!? ……そう思うのもムリはない。下にある画像。ノアのダーク系シルバーメタリックのグリルより、やや明るめシルバーのグリルをまとい、カタチも違う。この顔はスズキのランディ! バカ売れのノアの顔に見飽きた感がややあるなか……ランディ顔の魅力を深掘り!!

文:ベストカーWeb編集部/写真:スズキ、トヨタ

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【画像ギャラリー】なんか顔が違うぞ! スズキランディの魅力はまだまだあるッ!!(15枚)

■明るい色のシルバーメタリックに変わり、グリル形状も違う!

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ナンバープレートにある英文字でわかるとおり、これがスズキランディじゃ!! グリルの色あいや形状もノアと違うんです!

 先日。都内の駐車場で、「え? ノアのグリル、いつの間に変わったの?」と思った筆者。直後、フロントにスズキ・エンブレムが鎮座しているのを見て、「おぉ~。トヨタからOEM供給を受けているランディじゃないか!」と納得。

 販売好調な各社のミニバンたちのなかでも、人気者のトヨタノア。直近の2025年3月の月販台数は8496台で、ランキング7位。かなり売れてますなぁ。

 よく売れているということは、街中でよく見かける……ということ。それだけに逆の見方をすれば、スズキランディのフロントデザインに「新しさ」を覚える。

 下にノアの画像があるので、2つの画像を見比べてほしい。

こちらがベースモデルのトヨタノア。「上品な押し出し感ある」グリルデザインがいいですよね~

こちらがベースモデルのトヨタノア。「上品な押し出し感ある」グリルデザインがいいですよね~

 ノアのダーク系シルバーメタリック・グリルより、やや明るい色のシルバーメタリックのグリルを装着しているのがランディ。よ~く見ればグリルの形状も違うし、グリルの隙間の形状までも違う。

 さらに、トヨタとスズキ。両社エンブレムがある左右部分のデザインも微妙に違うことを発見!! これは凄い凝りようだ。

 OEMというと、エンブレムだけを換えるケースが多いなか、ベースモデルからグリルをここまで変えるというこだわり。すばらしいじゃないか。

もういっちょ、スズキランディ。ボディカラーはスティールブロンドメタリック。洗練された色あいです

もういっちょ、スズキランディ。ボディカラーはスティールブロンドメタリック。洗練された色あいです

 乗れば「俺のミニバン、ほかとはちょいと違うぜ」という優越感にも浸れるはず。ちなみに、ランディの2025年3月の月販台数は1180台。トヨタ販売力の差を考慮すれば、よく売れていると思います。はい。

■2022年。日産セレナからトヨタノアへと移行したスズキランディ

ランディといえばこちらの日産セレナのOEMだったが、2022年8月からトヨタノアに変わったのです

ランディといえばこちらの日産セレナのOEMだったが、2022年8月からトヨタノアに変わったのです

 さて、スズキランディの現行モデルは2022年8月から販売されている。その前は、日産セレナのOEMを何世代か続けて受けてきた歴史がある。上の画像が、2022年まで売られていた「セレナ版」ランディですね!

 現行モデルのグレード構成は7人乗りのハイブリッドGと、8人乗りのガソリンGの2種類。トヨタのストロングハイブリッドモデルに乗りたいのなら、7人乗りしか選べないが、このチョイス、いいと思う!

7人乗りのハイブリッドGグレードに設定される、2列目キャプテンシート。前後スライド量は700mm以上も。いいですね~!

7人乗りのハイブリッドGグレードに設定される、2列目キャプテンシート。前後スライド量は700mm以上も。いいですね~!

 というのも、先代ホンダフリードに乗っていた筆者。2列目シートがキャプテンシートで、独立空間が確保された感じで超快適! ということを実感ずみ。ランディの7人乗りも、同様に2列目がキャプテンシートで広々、快適に過ごせること間違いなし!

 そんなわけで、筆者の推しグレードは、ストロングハイブリッドのモーターの走り味や加速感も楽しめる、ハイブリッドGですね。

■「違いのある顔」に乗れて、ハイブリッド(FF)なら345万700円

ハイブリッドGのインパネはすっきりしたデザインで、収納も多い

ハイブリッドGのインパネはすっきりしたデザインで、収納も多い

 全長4695×全幅1730mmというボディサイズなのに、室内はとてつもなく広い! という魅力は、もちろんノアそのまま。2列目シートの前後スライド量が700mm以上あるし、3列目シートはかる~くワンタッチ格納できる、ワンタッチホールドシート(5:5分割シート)採用など、使う人のことを考えた構造だ。

 さらに、両側のスライドドアには「ハンズフリー・デュアルパワースライドドア」を採用! キーを持っている状態で、フロントドア下のセンサー部に足先をかざせば自動開閉するというスグレもの。ほら、下画像のように、荷物で両手がふさがっている時に便利!

「両手がふさがっているから便利ね~」「ずる~い! ワタシがやりたかったのに~!!」

「両手がふさがっているから便利ね~」「ずる~い! ワタシがやりたかったのに~!!」

 バックドアも、開閉の途中で止めることができる「フリーストップバックドア」機構になっており、ユーザー思いですね!!

 最後に価格といきましょう。ガソリン車(8人乗り)の場合、FFなら310万6400円。ハイブリッド車(7人乗り)のFFなら345万700円。

ランディのリアデザインはノアと同じ。筆者、個人的にリアコンビランプデザイン、好きです!

ランディのリアデザインはノアと同じ。筆者、個人的にリアコンビランプデザイン、好きです!

 トヨタノアとほぼ同じ価格帯。スズキファンで「ミニバン欲しいなぁ」という人や、「いつものノアじゃないデザインの、特別なノアが欲しいなぁ」という欲張りなアナタは迷わずランディでしょ!!

投稿 あれ? 顔が違うぞ 「絶好調ミニバン」にもうひとつのデザインなんて知らなかった は 自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。

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