新「カローラシリーズ」何が変わった?
2025年3月3日(現地時間)、トヨタのポーランド法人は、「カローラシリーズ」の新たな2025年モデルを発表しました。
ポーランドで最も人気のある車として知られるカローラは、最新モデルで新たな装いをまとって登場。すでに現地ディーラーで注文受付を開始しています。

新色「ボルケーノオレンジ」が設定された新「カローラ」
新色「ボルケーノオレンジ」が設定された新「カローラ」2025年モデルのカローラポーランド仕様は、ハッチバック、セダン、ツーリングスポーツ(日本での車名は「ツーリング」のステーションワゴン)の3種類のボディタイプを展開しています。
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パワートレインは、最高出力140馬力を発生する1.8リッターハイブリッドと、最高出力178馬力を発生する2リッターハイブリッドという2種類の第5世代ハイブリッドシステムを用意し、駆動方式は2WD(前輪駆動)です。なお、全車ハイブリッドモデルとなっています。
このパワートレインのラインナップは、1.5リッターガソリンと1.8リッターハイブリッドの2タイプを設定する日本仕様とは異なるほか、エクステリアもフロントバンパーの形状が少し異なっています。
今回の改良では環境への配慮も強化され、インテリアに再生素材を積極的に採用。すべてのグレードでステアリングホイールやシフトノブに合成皮革が使用されています。
また、ハッチバックとツーリングスポーツの「Style」グレードでは、肌触りが良く耐久性に優れた新素材を取り入れた新しいファブリックシートを採用しました。
エクステリアでは、ミラーハウジングがピアノブラック仕上げとなったほか、Styleグレードには新デザインの17インチアルミホイールが採用され、ブラックとシルバーで仕上げられたスタイリッシュなホイールナットカバーも特徴となっています。
加えて、新色「ボルケーノオレンジ」を追加。セダンはStyleおよび「Executive」グレードに設定され、「GRスポーツ」グレードではボルケーノオレンジとピアノブラックルーフのツートンカラーがラインナップに加わりました。
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カローラシリーズ 2025年モデルは、ハッチバックとツーリングがイギリスのトヨタ工場で2025年2月から、セダンの生産がトルコ工場で3月からそれぞれ生産が始まりました。
最新仕様となったカローラは、デザインと機能性をさらに高めており、欧州市場での今後の展開にも期待が高まります。